おはなしのたねまき

〜ぼくのママは看護師、ときどきバイリンガル絵本読み聞かせインストラクター〜

英語絵本に関するブログを書く目的 〜第9回バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて〜

3月20日第9回目の講座を受講しました。

今回の講座ではブログの書く目的やクラブや講座の参加者さんに自分が与えられる価値について考えました。

子どもの頃書いた日記も続かず、学生の頃に流行ったmixiFacebookなどへの投稿もなかなか続かず、自分はそうゆうことに向いていないと思っていました。そして自分の近況を親しい友人とは話したいけど、不特定多数の人に発信するほど魅力的な日常を送っているわけでもないし、そんなことに時間を使うことも意義を感じられない部分があり、インストラクター養成講座の最初にブログを書くように言われた時に正直続けられないかもと思いました。

実際に始めてみると、講座の中で自分が学んだことを子育て中の友人に知ってもらいたい(特に今Babyを産んだばかりの産休中のお友達)、忙しい中英語絵本を読もうと思っているお母さんに自分が息子と読んで楽しかった絵本を紹介したい、著者さんについてもプラスアルファの情報を知ってもらって絵本の時間をもっと楽しいものにしてもらいたいという気持ちが出てきて、この2ヶ月間書き続けることができました。

講座の中でもブログを書く時には「目的を持つこと」「ブログのターゲットを明確にすること」とお話がありました。まさに今回のブログはそれがはっきりしているから書けるんだ、今まではそれがなかったから続けられなかったんだと実感しました。

そして、自分の価値について考えてみるというのもとてもいい機会でした。

協会には翻訳家の方、英語の先生、おうち英語で有名なブロガーの方、高学歴の方など沢山の輝かしいキャリアを持つインストラクターさんが沢山います。

一方、私のような職業についてる人は世の中に沢山いて、短期の留学はしたけどTOEICの英語も中途半端で、英語は得意だったけど大学で専門的に学んだわけでもなく、インストラクターとして受講者さんに与えられる価値ってあまりないのではと思い、養成講座を受講する中でもそんな気持ちが強くなることもありました。でも、そんな自分がなぜインストラクターになりたいと思ったのかを思い出すこと、もう一度考えて新たな意義を見つけ出すことで、自分だから伝えられる部分もあると再度認識することができました。

100人のお母さんに魅力的なインストラクターさんと思ってもらうことは目標にせず、一人の私と同じような地域や環境に住む、同じような悩みを持っていたお母さんが「参加してよかった!」と思えるクラブ、講座を開講することを目標に残り3回の講座を受講したいと思います。

 

今日の絵本の読み聞かせ練習で私が選んだのは、Nick Sharattさんの”A Cheese and Tomato Spider” です。この本は日本の絵本ではあまり見たことがない作りで、上下が半分に分かれていて、その組み合わせによって色々な絵を作り出すことができる本です。文章は、一言目に”Wow!”などの感嘆詞や間投詞と呼ばれる単語、その後に絵の説明が続いています。

お子さんが自由にページをめくってお気に入りの組み合わせを見つけたり、遊びながら英語に触れることができる本で、息子も2歳前から楽しみ5歳の今でも笑いながら読んでいます。

息子の一番のお気にいりの組み合わせはSpider Granny(くもおばあちゃん)、私はLemon Policeman(レモン警察官)です。大人も変な組み合わせを作ってぷぷっと笑ってしまいます。

作者のNick Sharattさんは他にも同様の仕掛けのある”Ketchup on Your Cornflakes”やRymingを取り入れた絵本、"The Three Little Pigs(3匹のこぶた)"などのおとぎ話の仕掛け絵本も出版されているので、ぜひ下のリンクもご覧になってお子さんの好きな1冊を見つけてみてください。

 

 

 

第8回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて

3月13日に8回目の講座を受講しました。

今日の講座では、前回と同様のお母さんの立場で「ママの英語絵本チャレンジ講座」を受講しましました。今日講座の中で使用した絵本はEric Carlさんの代表作『The Very Hungry Caterpillar』です。英語絵本といえばこの本!というくらい世界的にも有名な絵本で、英語絵本を読み始めようと思った時に親御さんが一番最初に手に取ることも多いのではないのでしょうか?

私も息子が2歳の時に一緒に選んだ1冊になります。購入したのは英語ではなく、日本語と英語両方が記載されたものでしたが、2歳の息子に英語で読み聞かせるのは少し長くて難しいようで、私は英語で読み聞かせをしたいけど、息子からは日本語で読んで!と言われた記憶があります。今は英語でも楽しそうに聞いてくれるようになりました。

この絵本を通して講座で学んだことは、曖昧母音=Schwaについてです。皆さんはこれまでの英語学習の中でSchwaという言葉を聞いたことがありますか?私はこの講座を受けるまでありませんでした。もしかしたら学校の授業などで1度くらいは聞いたのかもしれないけど、記憶にないということは頻繁に出てこなかったのではないかと思います。(もし沢山説明したよという母校の英語の先生がいたらごめんなさい。。。)

このSchwaは英語の母音の中で一番多く使われている発音記号の"ə"の音を指し、名前の通り曖昧な音です。この発音を意識して絵本を読んだり、シャドーイングを(文字を見ず耳で聞いた音声を追いかけて発音していくこと)を行うことで、日本語にはない強弱を意識した読み方を身につけることができるというのが、このママの英語絵本チャレンジ講座の目標です。

こんな話を聞くと難しいと感じる親御さんもいらっしゃると思います。

このはらぺこあおむしは音読協会の分類では5段階の難易度のうち3番目の難しさの絵本なので、難しい!と感じた方は1〜2番目の難易度の「ママの英語絵本チャレンジ講座」を受講し、はらぺこあおむしの講座を段階的に受講することもできます。

息子の保育園や幼稚園では、クラス名や運動会の発表などでこのはらぺこあおむしがよく出てきたので、0〜6歳くらいのお子さんにとってはとても身近なキャラクターの一つだと思います。親御さんもお子さんも英語で "The Very Hungry Caterpillar"を楽しめるようなお手伝いができるように講座開講に向けて私自身も学びを深めていきたいと思います。

 

今日の英語絵本の読み聞かせで私が選んだのは、Bill Cotterさんの"DON'T PUSH THE BUTTON!"です。日本語では「ぜったいに、おしちゃだめ?」というタイトルで出版されていて、Larryというモンスターのような生き物が主人公で、日本語版では白い表紙に赤いボタンが描かれている本が多いかと思います。主人公のLarryがお子さんに「●●をして!」など参加を促す形でストーリーが展開されていくので、じっと本を読むのが苦手な子でも遊びながら読み進めることができます。

このシリーズは、クリスマス、ハロウィン、イースターなどイベントに合わせた本も沢山出ていたり、有名な "Five Little Monkeys Jumping On the Bed" のLarryバージョンの絵本も出ていて、歌と遊びの両方を取り入れられる1冊でとてもおすすめです。

作者のBill Cotterさんもこの本のイメージにぴったりの楽しそうな方なのでぜひ下のリンク内のBio(人物紹介)もご覧になってください。

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Don't Push the Button!

Don't Push the Button!

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cotterillustration.squarespace.com

 

第7回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて

3月6日第7回目の講座を受けました。

今日の講座では「ママの英語絵本チャレンジ講座」を開講するにあたって、実際にママの立場で講座を受講する体験をしました。

「ママの英語絵本チャレンジ講座」では、課題の1冊の絵本を使って、親御さんが楽しく、効果的に読み聞かせができるようになるためのテクニックをマスターすることができます。(一部音読協会ホームページより引用)

講座の時間は大体1時間ほどで設定されているので、さらっと読めば5分少々で読み終わってしまう絵本を1時間もかけて学ぶなんてイメージがつかないと思われる方もいらっしゃると思います。

具体的には、課題の絵本を通じて、RやLなどの苦手な発音をどうやったら改善することができるのか、絵本の中に使われている単語の意味を立ち止まって改めて考える、複数形のSが使われている部分、複数形から単数形に変わっている部分などの意識して読みたい点を学びます。絵本に関連した手遊びや歌も知ることができるので、あっという間に1時間が過ぎていきます。

一人で絵本を読んでいると、なんとなくこんな意味かな?と思っていたり、自分の思い込みで発音している部分があったり、単数形と複数形が変わっている部分に気づかず読んでいる部分があったのですが、受講してみると見落としていたポイントに気づくことができ、赤ちゃん用の絵本からこんなにも学ぶことがあるのかと驚かされました。

課題として使われる絵本は難易度も分かれていて、私は難易度1、2、4、5の絵本を使用した講座を受講しました。各絵本で主に学ぶ内容が分かれていて、英語が苦手な親御さんから、得意な親御さんまで幅広く受講していただくことができるようになっています。

この講座を受講すると、文法・発音や単語の意味、そして作家さんの背景や関連絵本なども意識しながら絵本を読む視点に気づくことができて、お子さんと絵本を読む時間がこれまで以上に充実した時間になります。この視点は英語絵本だけでなく、日本語の絵本にも通じる部分なので、我が家では日本語絵本の読み方や選び方へもプラスの影響を与えてくれました。

受講された方が「この絵本は自信を持って読める!」と感じてもらえるような講座を開講できるように知識を深めていきたいと思います。

 

今日の絵本の読み聞かせ練習で私が選んだ絵本は、CHRIS HAUGHTONさんの”A BIT LOST”です。邦題では”ちょっとだけまいご”というタイトルで出版されています。

タイトルの通り、登場する小さなふくろうさんが森の中で迷子になり、森の仲間がお母さんを探すお手伝いをしてくれます。ユーモアたっぷりの絵本で、我が家では息子と思わずツッコミを入れながら読んだり、迷子のふくろうを探しているお母さんふくろうがさりげなく描かれているので見つけながら読んでいます。

ページ数が30ページほどで、ストーリー性もある本なので、英語で絵本を読むことへ苦手意識がある方や読み慣れていない親御さんは難しそうという印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。でも、よくよく文章をみてみると、”Yes!Yes!” や ”Are you OK?” などほとんどの一文が2〜5語程度の簡単な単語で構成されているので、他のストーリーのある絵本よりも読みやすいと思います。ぜひ読んでみてください。

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A Bit Lost

A Bit Lost

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www.chrishaughton.com

 

 

第6回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて

2月27日に第6回目の講座を受講しました。

今日の講座の内容も初級講座を開講するにあたって必要な知識、絵本以外でのおうち英語の取り組みについて学びました。

初級講座を開講するにあたって大切なことは、受講された方が自宅で読み聞かせを始める行動の変化につなげること、継続できる状態を保てるようにモチベーションを保つこと、そのためにどのような方法があるのかを具体的にお伝えしていきます。

初級講座の後半では、受講者さんに実際に絵本を読んでいただく以外に、おうちでの英語の取り入れ方について、こんなタイミングで英語の歌を聞いてみたり、こんな場所に絵本をおく、こんな環境で掛け流しを取り入れてみる、動画を視聴する場合はこのような点に気をつけて選んでみるなど様々な方法を具体的に紹介します。

紹介される内容も多いので、各ご家庭の状況やお子様の好きなものに合わせて無理なく取り組める方法を見つけるヒントが詰まっているので、私自身も1年前に受講しとても充実した内容だったと実感しています。

子育てやお仕事で忙しい中、お子さんのために英語絵本を1冊読む、ちょっとだけ英語の掛け流しをしてみるという習慣を生活の中に取り入れることはハードルが高いと感じられるお母さんたちも多いと思います。でも、1冊が無理なら1分でも1行でも読んでみる、1時間が無理なら1曲でも英語の歌をかけてみるなど、親御さんとお子さんが取り組めることから始めてみよう!と感じるきっかけになる内容を講座でお伝えできるように、学びを深めていきたいと思います。

 

今日の絵本の読み聞かせで私が選んだ本は、Peggy Rathmanさんの”GOOD NIGHT GORILLA”です。

この本は、アメリカの60代の女性作家のPeggy Rathmanさんによって書かれた本です。

この本は、Goodnightと動物の単語だけで書かれているので文章の構成はとても簡単です。英語が英語が苦手なお母さんでも安心して読める1冊で、絵でストーリーを楽しむ要素も盛り込まれているので、大きくなってからも楽しむことができます。

息子が5歳くらいになってから、じっくりと絵の細かい部分を一緒に見てみると、本の中に登場する風船が各ページにこっそりと登場しているなど、見逃してしまうような小さな仕掛けが盛り込まれていたことに気づき、絵本を通してコミュニケーションをすることに気づかせてもらった1冊です。

この他にも同じPeggy Rathmanさんの作品で”10 Minutes till Bedtime”はこの”GOOD NIGHT GORILLA”と同じように繰り返しの1文で構成されていて、絵を見てお子さんとくすくす笑いながら読める1冊です。GOOD NIGHT GORILLAに出てきたキャラクターもこっそり登場するので合わせて読んでも楽しむことができると思います。

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Good Night, Gorilla

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10 Minutes till Bedtime by Peggy Rathmann(2001-09-10)

10 Minutes till Bedtime by Peggy Rathmann(2001-09-10)

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第5回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて

2月19日第5回目の講座を受講しました。

今回の講座では初級講座を開講するにあたって、講座の中でお伝えする内容を具体的に学びました。

まず、 講座を開講するにあたって、大切な準備の一つが、受講される方が何を求めているのか、どのような方なのかを事前にしっかりと伺うことでした。

どのインストラクターさんも使用する資料や講座で伝える大まかな内容は同じですが、親御さんの英語力、今英語教育で悩んでいることなどを伺った上で、ニーズに合わせた情報提供を行う必要があります。そして自分ではそのニーズに応えられないかも!と思うような受講者さんが現れた時は、私以外のインストラクターさんをご紹介することも可能です。

例えば、ネイティブスピーカーとのハーフのお子さんを育てていることで悩んでいることことがあるお母さんなどは、実際に同じような境遇をお持ちのインストラクターさんや経験豊富なインストラクターさんへご紹介させていただく方が、より充実した講座になると考えられるからです。 音読協会には沢山の魅力的なインストラクターさんがいるので、私もどのインストラクターさんの初級講座を受けたらいいのか迷ってしまい、協会へ相談したところ、素敵なインストラクターさんに巡り合わせていただくことができました。

 

今日の講座の中で一番印象的だったことは、「国内で英語力をつけるためには、子ども自身が自分で英語の力を伸ばしていけるような自走力をつける必要がある」「そのために、最も重要なのが、リーディング力を伸ばすこと」です。(音読協会資料より一部引用)

会話の力はすぐに身につくけども忘れやすく、読む力は身につくまでに7〜10年ほどかかるけれども、一度習得すると力が落ちにくくキープしやすいそうです。

最初親御さんが読み聞かせをしている段階では会話力が含まれる言語能力が育ち、自分で読むことができるようになってくると読む力が育つことで、最終的に落ちにくい英語力を維持する力の基礎が育っていきます。英語絵本は、会話の力から読む力への成長へつながる大切な役割を果たしてくれて、親子のコミュニケーションにもなり、やはりメリットが沢山あると感じました。もちろん、英語の早期教育に警鐘を鳴らす本を書かれている方もいらっしゃいます。私もまだ読めていないのですが、養成講座の中ではその方達を否定するのではなく、その意見も踏まえた上で、英語英本の読み聞かせをおうち英語で取り入れていく方法を学んでいます。

 

今日私が読み聞かせで選んだ絵本は、Leo Lionniさんの”A Color of His Own”です。

この本は私が音読協会の初級講座を受けた後に初めて紀伊國屋の児童用書コーナーにいき購入した1冊です。当時4歳だった息子は、日本語で書かれたエリックカールさんの「ごちゃまぜカメレオン」が好きでしたが英語で読み聞かせるのは難しいかなぁと思っていたところ、こちらの本を見つけました。

この絵本の後半は文章の長さも少し長くなってきますが、前半はとても簡単な英語で書かれていて、ストーリーも難しくなく、絵の量も1ページに1つ程度なので、小さなお子さんから、大きくなって爬虫類や恐竜が好きになってきたお子さんでも楽しめる1冊だと思います。

レオリオニさんは生涯で40冊ほどの絵本を書かれていて、一番最初の作品は”little blue and little yellow”で、他にも小学校の教科書にも採用されていた”swimmy”などがあります。

有名だし、とても良い本だからswimmyを英語で読もう!と思って一番最初に購入してしまうと、ストーリーも長く、難しいと感じる方も多いかと思うので、今日紹介した”A Color of His Own” や、もっともっと簡単な本が安心という場合は”Let's Play”という可愛いネズミが主人公の絵本もおすすめです。レオリオニさんは沢山の絵本を書かれているので、お子さんの年齢やお母さんの好みに合わせてお気に入りの1冊を探してみてください。

 

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A Color of His Own

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第4回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて

2月13日第4回目の講座を受講しました。

この日は初級講座の後半のお話でした。

初級講座ではめざすバイリンガルの目標について考える機会があります。

我が子がどのくらい英語を話すことができるようになってもらいたいと考えていますか?

海外へ留学できるくらい、ビジネスで英語が使えるくらい、旅行が楽しめるくらい、学校の授業で困らないくらいなどご家庭によって目標は様々かと思います。

講師の方のお話の中でとても印象的だったのは、日本人の中にはネイティブの方と同じくらいの英語を話せないと、英語が話せると思えない方が多いとのことでした。

日本に居住しながらビジネスで使える英語力に到達する、それを維持するためには、それが必要な環境に身を置くこと、または英語を使う環境を意識して作り出すことが必要で、でもそこまでの英語力が必要なのか、その高いレベルを維持するための労力が必要なのかも考える必要があるとのことでした。

英語以外にもお子さんやご家族と大切にしたい時間を尊重しながら、でもお子さんの基礎となる英語力を積み上げるためにおうちで取り組める方法や目標設定のために意識していただきたいことをお伝えすることがインストラクターの役割だと感じました。

 

今回私が読み聞かせの発表で選んだ絵本は、Caroline Jayne Churchさんの”Ten Tiny Toes"です。

かわいい男の子の絵に合わせて体の部位を読み上げていく絵本で、短い英語で書かれているので英語が苦手なお母さんでもとても読みやすい絵本です。また、ねんねの時期やお座りの時期の赤ちゃんに体の部位をタッチングしながら読みかせてあげたり、お気に入りのお人形の身体の部位を一緒にタッチしながら読んであげると楽しいスキンシップの時間になると思います。

私は息子に読み聞かせをするときに、Ten Tiny Toesを一緒に数えたり、こちょこちょしながら一緒に読んだことを覚えています。

これも前回のDear Zooと同じく旅行先の本屋さんで見つけて、表紙の絵が可愛いと思い購入したものになります。サロンや初級講座の中で、同じ作家さんの本が紹介されて、赤ちゃんの時期におすすめの絵本を沢山描かれている方だと知りました。

このCaroline Jayne Churchさんの代表作は”I Love You Through and Through ”という本だと講師の方から教えてもらいました。そちらの本も同じような簡単な単語と短い文章で書かれていて、お子さんへの愛情がたっぷり詰まった1冊なので寝る前の読み聞かせにぴったりの絵本だと思います。

 

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第3回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて

2月6日第3回目の養成講座を受講しました。

今日は赤ちゃんから始める「初級講座」開講に関する内容のお話でした。

初級講座とは、英語絵本を使ったお家での英語導入の基礎を学んでいただくことができる講座です。(一部音読協会ホームページより引用)

バイリンガル絵本クラブは無償ですが、こちらの講座は2時間✖️2回または1時間✖️4回の講座で2万円2千円になります。

私も最初講座を受講した一人で、申し込む前は、金額が高い気がする…、本当に受講して意味があるのかな…と不安になりました。

受講してみて感じたことは、もっと早くに受講したかった!今まで子どもの英語教育について調べるために費やした時間はなんだったんだろう!と思うくらい、充実した内容でした。

息子が生まれてから、どんな英語絵本を読んだらいいのか、どれくらい家で英語を聞いていいのか、小さい頃から英語を初めて日本語への影響は出ないのかなど、ネットで調べているうちにただ時間だけが過ぎていって、なんとなく見つけた音楽を聞かせてみたり、絵本を買ってみたり、教材を買ってみたり、でも本当にこれでいいのかな?と不安でした。

その不安が吹き飛ぶくらい納得の内容で、0歳からこの方法を知って始めることができたら色々な情報に惑わされずにおうち英語に取り組めていたと思います。

受講される方がお持ちの情報量や英語力によっては受講された後の感想は異なると思いますが、私のようにおうちで英語を取り入れたいけど、いろんな情報があって不安、わからない、もっと調べたいけど調べる時間もないなどの親御さんにとっては、とても有意義な講座になると思います。

 

初級講座では2冊の本を事前に準備していただき、読み聞かせの練習もします。

その他にも、

親御さんがお子さんにどの程度の英語力を身につけてほしいと思っているか?

そのためにはどれくらいの時間、どんな方法で英語に触れていけばいいのか?

などを一緒に考え、具体的な方法をお伝えしていきます。

実際に講座を受講して、教わった方法ではお金がかかりすぎる、そんなに沢山時間が取れない、私は英語は苦手だから無理という内容では残念ですよね。

この初級講座では、一般的な家庭でお母さんの英語力に関わらず取り組める方法が紹介されています。

初級講座でのインストラクターの役割は、0〜3歳のお子さんを持つ親御さんに英語教育への不安を解消し、英語絵本の読み聞かせをご家庭でスタートしていただく方法をお伝えすることです。

お伝えする内容の根拠をしっかり学んで、自分の言葉で伝えられるインストラクターになれるように学んでいきたいと思います。

 

今日も講座の中で絵本の読み聞かせを発表する時間がありました。

今日選んだ絵本はRod Campbellさんの”Dear Zoo”です。

この絵本は、旅行先の海外の本屋さんでたまたまセールになっていたので買った本です。日本に帰ってきてから、実はすごく有名な本だったと知りセールで購入できてラッキーでした。物語は、動物園にペットを送ってくださいとお手紙を送るところから始まります。

1ページに1つの動物が登場し、Flapもついているので小さい赤ちゃん、自分で本を触りたい2歳頃の赤ちゃんでも楽しむことができると思います。繰り返しの文が多いので、お子さんが自分で読む練習を始める際にもぴったりの絵本で長い期間読むことができる絵本です。

 

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