おはなしのたねまき

〜ぼくのママは看護師、ときどきバイリンガル絵本読み聞かせインストラクター〜

🎄クリスマス英語絵本の紹介🎄

昨日紀伊國屋札幌本店に行きました。

洋書コーナーの近くにクリスマスの英語絵本がまとめられた一画があり、わくわくしながら絵本を選びました。

乳幼児向けの定番のもの、小学生や大人でも楽しめるもの、10月に出版されたばかりのはらぺこあおむしくんが出てくるクリスマス絵本まで沢山ありました。

洋書はネットで購入する方が安い場合が多いと思いますが、サイズ感や重みなどが記載していてもイメージしにくかったり、届いた時に思っていたものと違った!なんて失敗をすることが私は時々あります。

全てではありませんが、中身が確認できるものもあったので、近郊の方はお子さんの特別な1冊を探しに本屋さんへ足を運んでみるのはいかがでしょうか?

 

昨日私が購入したクリスマス絵本はこちらです。

The Very Hungry Caterpillar and FATHER CHRISTMAS

 

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 この絵本では、クリスマスの前夜にサンタさんがプレゼントを準備してみんなのもとへ出発するまでの様子が、Eric Carlさんのはらぺこあおむしと一緒に描かれています。ちなみに、私も別の絵本を通して知ったのですが、英国ではサンタさんのことをFather Christmasとも表現するそうです。

 「The Very Hungry Caterpillar」は原書は300語ほどあり赤ちゃんへの読み聞かせとしては長めの絵本になります。でも、四季やHalloweenなどのイベントを題材にしたはらぺこあおむしの絵本は比較的読みやすく、この絵本もその内の1冊になります。12ページと短めですが、夜空の星の部分がきらきらしていたり、最後にFlapもついているので小さいお子さんでも飽きずに楽しく読める1冊だと思います。そして、帰宅してから値段を調べてみると、紀伊國屋札幌本店では1300円ほどで販売されていて、いつも利用しているオンライン販売よりもお得でした✨(2022年11月19日時点)

この他にもう1冊、6歳の息子が大好きなCurious Georgeのクリスマス絵本も購入しました。そちらはまた後日紹介したいと思います。

クリスマスの英語絵本を探しているママやパパの参考になれば嬉しいです🎄

こえとえほん湘南 バイリンガル絵本クラブ参加

9月2日に日英絵本ソムリエとして活動されている先輩インストラクターのかわのまさみさんバイリンガル絵本クラブに参加させていただきました。

 

お仕事もされながら、湘南のご自宅で「こえとえほん湘南 日英おはなしの部屋」を運営し、お母さんと赤ちゃんに読み聞かせの活動をされているまさみさん。

以前からおはなし会に参加したいと思いつつ、北海道からの参加は難しく諦めていたのですが、この度オンライン開催のクラブに参加させていただくことができました。

 

9月20日から26日までが動物愛護週間とのことで、動物(特にペット)にちなんだ絵本4冊と歌を紹介してくださいました。

動物の鳴き声が楽しめる本、絵本に仕掛けや動物のお人形がついていて小さなお子さんでも楽しみながら読める本など、自分で検索してもなかなか見つけられない絵本を教えていただくことができました。

まさみさんのクラブに参加して感じたことは、絵本に関する知識、情報が豊富で、作者さんの他の絵本や関連する絵本をもっと読んでみたいという気持ちになります

そして、絵本を通して伝えたいこと、絵本を楽しむポイントがまさみさんの言葉で語られていてとても心に響きます。

季節やイベント、そして参加している方の特徴に合わせた絵本を紹介してくれるので、まさに絵本ソムリエという言葉がぴったりだと感じています。

Instagramでも絵本の情報や母語を大切に育みながら進めるおうち英語に関する情報を沢山発信されているので、ぜひ参考にしてみてください。

www.instagram.com

 

まさみさんから教わった動物愛護週間にちなんで私も動物の絵本を紹介します。

●Who's in the Forest? Written by Phillis Gershator Illustrated by Jill McDonald

この絵本は見開き1ページに1つの丸い穴が空いていて、丸の中にいる森の動物はな〜んだ?とお子さんとやりとりをしながら読み進められる絵本です。”Who's in the forest, dark and deep?”という繰り返しの表現と、deepの単語とRhymingした森の動物の紹介文が心地良い1冊で、語彙数も少なく英語が苦手なお母さんでも読みやすい1冊です。

”TIME for a HUG (邦題:だいすき ぎゅっぎゅっ)”の絵本で有名なPhillis Gershatorさんと ”HELLO WORLD!” シリーズの作者Jill McDonaldさんのコラボレーションで書かれた絵本で、温かい気持ちで読むことができます。日本のAmazonでは残念ながらやや値上がりしているので、海外旅行に出かけた時やどなたか海外から戻る方にお願いできるチャンスなどがあればお手頃価格で手に入れやすいと思います。

www.amazon.co.jp

 

HELLO WORLD! Pets by Jill McDonald

この絵本では猫や犬などの身近な動物が登場し、英語の鳴き声やその動物に特徴的な動きが英語で表現されています。そして”Can you hop like a frog?”のように語りかけのフレーズも盛り込まれているので、読むだけで語りかけまでできてしまう1冊です。

HELLO WORLD!シリーズはこども用の簡単な図鑑のようなイメージで、赤ちゃんの頃から全文を読むと難しく感じる場合もあるかと思います。小さい時は細かい補足説明部分を省いて読むと、赤ちゃんから大きくなるまで長く読むことができる1冊です。Amazonでの価格も安定していて、恐竜や爬虫類、からだなどに着目したシリーズも沢山あるのでお子さんの好きに合わせた1冊を選んでみてください。

www.amazon.co.jp

 

お家で絵本を選ぶときの参考になれば嬉しいです。

 

 

7月31日 バイリンガル絵本クラブ開催のお知らせ

2回目のバイリンガル絵本クラブの日程が決定しました。

<おしらせ>

バイリンガル絵本クラブ〜夏を楽しむ絵本でおはなしのたねまきを〜

日時:7月31日(日)15:30〜16:00p.m.

場所:オンライン(zoom)

参加費:無料

定員:親子3組様まで

対象:0〜3歳程度の乳幼児をお持ちのお母様、お子様

※小さなお子様も同席するため、クラブ開催中はお顔が映る状態でご参加いただくようにお願いいたします。

お申し込み:こちら

 

 

 

私の住む北海道は7月に入ってからやっと夏本番!暑い夏をおやこで楽しめるように、夏を感じる絵本をご紹介したいと思っています。

 

前回のクラブも同様の内容で1才8ヶ月の女の子とお母さんに参加していただきました。

同じくらいの年齢のお子さんはじっと絵本の読み聞かせができないというご家庭も多いと思います。前回の参加のお母さんからも同じようなお話を伺いました。

2才前後は、目に入る色々なことに興味津々で一つのことに集中するのはまだ難しい時期です。

この時期は、じっと座って絵本を読むというよりも、お母さんが声に出して読む様子を見せる、お母さんが本を読んでいる声をBGMに遊ぶ、身体全体で絵本に触れるというようなイメージで読んでみてください。何にも聞いていないようでも、好きな歌の絵本になるとパタパタと寄ってきて絵本をのぞいてくれます。すぐにいなくなっても、動物の鳴き声のパートになるとまた覗きにきて「わんわん」と言ってくれたりします。1日1冊からでも続けていただくと、絵本への興味が湧いてきて、少しずつ聞いている時間が増えていきます。

前回参加のお子さんはお喋りとお歌がとっても上手で、歌の絵本になると画面の前に戻ってきてくれて一緒に歌を口ずさんでくれました。他のお子さんや参加者さんへの気遣いが少なく、いつものおうちの環境で絵本の読み聞かせを楽しんでいただけることもオンライン開催のメリットの一つだと思っています。

サロンの中でおうちの本棚の仲間に入れたくなる1冊を見つけていただけたら嬉しいです。

 

 

6月25日バイリンガル絵本絵本クラブ開催決定

インストラクターの認定をいただいてから少しずつ準備を進めてようやく初めてのバイリンガル絵本クラブ開催の目処がつきました。

<おしらせ>

バイリンガル絵本クラブ〜夏を楽しむ絵本でおはなしのたねまきを〜

日時:6月25日(土)10:00〜10:30a.m.

場所:オンライン(zoom)

参加費:無料

定員:親子3組様まで

対象:0〜3歳程度の乳幼児をお持ちのお母様、お子様

※小さなお子様も同席するため、クラブ開催中はお顔が映る状態でご参加いただくようにお願いいたします。

 

私の住む北海道はまだ朝晩は肌寒い日もありますが、日中は半袖で過ごせる日も少しずつ増えてきました。短い北海道の夏、これからやってくる本州の暑い夏をおやこで楽しめるように、夏を感じる絵本をご紹介できたらと思っています。

初めての開催のため、少ない人数で開催し、ご参加いただく方の質問にもできる範囲でお答えできたらと思っています。

この夏からお家で英語絵本の読み聞かせを始めるきっかけになったり、いつも読んでいる絵本の仲間に入れたくなる1冊を見つけていただけると嬉しいです。

ご都合の合う方、ご興味のある方はこちらからお申し込みください。

 

音読協会認定バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターに無事合格

5月15日バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター認定試験を受験しました。

認定試験は講師の方と1対1で60分間の時間で行われます。

内容は、①ママの英語絵本チャレンジ講座実演 ②指定の方法での絵本2冊の読み聞かせ ③シャドーイング ④課題提出:自分の子どものバイリンガルマップ などになります。

他の受講者さんは養成講座終了後1〜2週間ほどで認定試験でしたが、私は新年度も始まり準備に時間をどれくらいかけられるか自身がなかったので、1ヶ月後に受験日を設定していただきました。

他の人より期間があった分、求められるレベルも何倍にもなってしまったかも、早く受けた方がよかったかもと、時間があればあった分だけ不安になりハラハラと試験当日を迎えましたが、後日無事に合格通知をいただきました。

フィードバックの内容もかなり細く記載していただけるので、自分が自信をもっていいところ、改善すればもっとよくなるところが明確になり、これからの活動の励みになります。

インストラクターとなった今の私の目標は、地元のお子さんやお母さん、お父さんにとって英語絵本が身近な存在になることです。

まずは英語絵本についてもっと知っていただくためにバイリンガル絵本クラブの開催を目標に準備を進めていきたいと思います。クラブ初回は6月中を目標にしています。

クラブ開催の目処がついた際にはこのブログでもお知らせをさせていただきたいと思います。

実践発表の感想 〜第11回、12回バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて〜

4月3日はバイリンガル絵本クラブの実践発表、4月10日は初級講座の実践発表を行いました。

バイリンガル絵本クラブの実践発表では、10分間の自己紹介と30分間のクラブの発表を行い、3名の先輩インストラクターさんに評価をしていただく形で行われました。

初級講座の実践発表では、1名のインストラクターさんを講座を受講されているお母さんに設定し、本来は4時間かけて行う初級講座の内容を2時間に短縮して行いました。

クラブの発表では、事前の準備不足もあり、お伝えしたい内容や絵本の内容を参加者の目線に合わせながら行えなかったことが反省点でした。

初級講座では、前回の反省点は多少改善できたものの、2時間の内容を1時間に短縮して行うので、受講者さんの反応を確認したり、受講者さんの理解度や考えを引き出すやりとりが足りなかったことが反省点でした。

まだまだあげれば反省点や改善点はあるのですが、自分のやっていることを客観的に他者から評価を受ける機会はこの年齢になると少ないのでとても貴重な機会になり、クラブと初級講座の具体的な反省点以外に、普段の自分の傾向も知ることができました。

発表前は学校の期末試験の様な緊張感が自分の中で漂っていましたが、そんな気持ちになれることもこの年齢になるとほとんどないのかなと思い、懐かしい緊張感を体験できました。

先輩インストラクターさんからのフィードバックを元に自分のクラブに参加される方や講座を受講される方がより充実した時間を過ごせるように工夫を重ねて、実際の開催に繋げていきたいと思います。

講座は4月10日までの合計12回で終了しましたが、講座とは別日に認定試験があります。

認定試験は、講師の方と1対1で60分間、自分が今後開講するママの英語絵本チャレンジ講座の実践発表などを行います。2回分の実践発表の反省を生かして合格できるように準備していきたいと思います。

 

私が受講した一般社団法人音読協会 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座は定期的に開催されていて、直近の講座は5月11日(水)開始です。

英語絵本の読み聞かせを単に学ぶだけでなく、母語を育てることの重要性、幼児期の英語以外の経験の重要性など、自分の子育てに還元できる内容を体系的に学ぶことができ、とても有意義な時間になりました。私は子どもが5歳の今受講に至りましたが、お子さんが小さければ小さいほど還元できることが沢山あると思います。受講後は、バイリンガル絵本クラブや初級講座、ママの英語絵本チャレンジ講座の開講も可能になり、自分だけでなく周囲の方や地域の方への還元にもつながります。

インストラクター養成講座の説明会も定期的に開催されているので、受講をためらう方や違う講座の方がいいのかなと迷っている方は、説明会で詳しい講座の違いについて知ることができます。私も実際に説明会に参加し、自分の考えを聞いていただいた上でまずは初級講座の受講を勧められ、実践する中で効果を実感し初級講座受講から1年ほど経ってからインストラクター養成講座を受講することを決め、今に至ります。

もっと詳しく知りたいなと思った方、ちょっとでも気になると思った方はぜひ協会のホームページもご覧になって下さい。

ondoku.jp

 

リーダー絵本の紹介 〜第10回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて〜

3月27日に第10回目の講座を受講しました。

今回の講座は主に自分がクラブや講座を開催する際の具体的な手続きの方法について学びました。手続きに関しては、自分が使いこなせるようになるまで少し時間がかかりそうですが、協会の方でも使いやすい様に準備してくれているので、少しずつ慣れていけたらと思いました。

 

今日私が絵本の読み聞かせで選んだのは、STEP INTO READINGのSTEP1"Time for School, Little Dinosaur" です。

この絵本は、学校の入学を控えた主人公のLittle Dinosaurがこれから始まる新しい生活への準備を進めている様子を紹介しています。日本では4月が新年度ですが、欧米では秋の9月頃から新学期が始まります。そんな文化の違い、季節の移り変わりが絵の中でさりげなく表現されている部分も楽しめる1冊です。

恐竜の英語絵本は図鑑のようなものも多く、小さいお子さんにとっては聞きにくく、読み手のお母さん達も発音や専門用語が出てくるので難しいと感じる本も多いと思います。この絵本は、恐竜の詳しい説明などはないのですが、内容はとてもやさしいので恐竜好きのお子さんをお持ちのお母さんが最初に読み始める1冊としてもお勧めですし、一人読みを始めるようになった時期にも活用できる1冊です。

ちなみに、このSTEP INTO READINGはリーダーと呼ばれる英語圏に住むお子さん向けのレベル別の読み物の一つです。リーダーの代表にはイギリスの小学校でも多く採用されているORTアメリカで出版されているCTPなど色々な種類があります。

我が家も3月のORTの在庫セールでLevel4の6冊セットを20%OFFで初めて購入し、私の予想以上に息子が気に入ってくれたので、また追加購入したいと考えています。

このORTはストーリーとして楽しめるものなのでおすすめですが、セット販売で特定のサイトから購入するので、英語絵本を読み始めたばかりの親御さんにとっては気軽に購入しにくいと思います。

このSTEP INTO READINGは、Amazonなどのサイトで1冊から700〜1000円前後で手に入り、Eric CarlさんやLeo Lionniさんなどの有名作家さんの絵本も取り扱いがあること、子どもが好きなDisneyやトーマスなどのキャラクターものも充実しているなどの特徴があります。そして、Levelが表記されているので買ってみたけど難しくて読めなかった、簡単すぎてつまらなかったという失敗も避けることができます。

お子さんが小さい間は、キャラクターに関わらず表現の豊かな色々な絵本を読んであげることをお勧めしますが、お子さんが大きくなってくるとキャラクター物の方に興味を示す時期もあると思います。私も息子が3〜4歳頃は日本語のキャラクター紹介の絵本ばかり読んでほしいと言われる時期があり、英語の絵本や心に残る日本語のおはなしから遠ざかってしまうことに不安を感じていました。5歳になった今もキャラクターの絵本はたまに見ますが、段々と自分の興味が薄れていくようで、一時的なものなんだと今は感じることができるようになりました。
お子さんの興味やレベルに合わせてお手頃に絵本を買ってみたいなと感じた時に参考にしていただけると嬉しいです。

www.amazon.co.jp