おはなしのたねまき

〜ぼくのママは看護師、ときどきバイリンガル絵本読み聞かせインストラクター〜

第8回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて

3月13日に8回目の講座を受講しました。

今日の講座では、前回と同様のお母さんの立場で「ママの英語絵本チャレンジ講座」を受講しましました。今日講座の中で使用した絵本はEric Carlさんの代表作『The Very Hungry Caterpillar』です。英語絵本といえばこの本!というくらい世界的にも有名な絵本で、英語絵本を読み始めようと思った時に親御さんが一番最初に手に取ることも多いのではないのでしょうか?

私も息子が2歳の時に一緒に選んだ1冊になります。購入したのは英語ではなく、日本語と英語両方が記載されたものでしたが、2歳の息子に英語で読み聞かせるのは少し長くて難しいようで、私は英語で読み聞かせをしたいけど、息子からは日本語で読んで!と言われた記憶があります。今は英語でも楽しそうに聞いてくれるようになりました。

この絵本を通して講座で学んだことは、曖昧母音=Schwaについてです。皆さんはこれまでの英語学習の中でSchwaという言葉を聞いたことがありますか?私はこの講座を受けるまでありませんでした。もしかしたら学校の授業などで1度くらいは聞いたのかもしれないけど、記憶にないということは頻繁に出てこなかったのではないかと思います。(もし沢山説明したよという母校の英語の先生がいたらごめんなさい。。。)

このSchwaは英語の母音の中で一番多く使われている発音記号の"ə"の音を指し、名前の通り曖昧な音です。この発音を意識して絵本を読んだり、シャドーイングを(文字を見ず耳で聞いた音声を追いかけて発音していくこと)を行うことで、日本語にはない強弱を意識した読み方を身につけることができるというのが、このママの英語絵本チャレンジ講座の目標です。

こんな話を聞くと難しいと感じる親御さんもいらっしゃると思います。

このはらぺこあおむしは音読協会の分類では5段階の難易度のうち3番目の難しさの絵本なので、難しい!と感じた方は1〜2番目の難易度の「ママの英語絵本チャレンジ講座」を受講し、はらぺこあおむしの講座を段階的に受講することもできます。

息子の保育園や幼稚園では、クラス名や運動会の発表などでこのはらぺこあおむしがよく出てきたので、0〜6歳くらいのお子さんにとってはとても身近なキャラクターの一つだと思います。親御さんもお子さんも英語で "The Very Hungry Caterpillar"を楽しめるようなお手伝いができるように講座開講に向けて私自身も学びを深めていきたいと思います。

 

今日の英語絵本の読み聞かせで私が選んだのは、Bill Cotterさんの"DON'T PUSH THE BUTTON!"です。日本語では「ぜったいに、おしちゃだめ?」というタイトルで出版されていて、Larryというモンスターのような生き物が主人公で、日本語版では白い表紙に赤いボタンが描かれている本が多いかと思います。主人公のLarryがお子さんに「●●をして!」など参加を促す形でストーリーが展開されていくので、じっと本を読むのが苦手な子でも遊びながら読み進めることができます。

このシリーズは、クリスマス、ハロウィン、イースターなどイベントに合わせた本も沢山出ていたり、有名な "Five Little Monkeys Jumping On the Bed" のLarryバージョンの絵本も出ていて、歌と遊びの両方を取り入れられる1冊でとてもおすすめです。

作者のBill Cotterさんもこの本のイメージにぴったりの楽しそうな方なのでぜひ下のリンク内のBio(人物紹介)もご覧になってください。

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Don't Push the Button!

Don't Push the Button!

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