おはなしのたねまき

〜ぼくのママは看護師、ときどきバイリンガル絵本読み聞かせインストラクター〜

リーダー絵本の紹介 〜第10回 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座を受けて〜

3月27日に第10回目の講座を受講しました。

今回の講座は主に自分がクラブや講座を開催する際の具体的な手続きの方法について学びました。手続きに関しては、自分が使いこなせるようになるまで少し時間がかかりそうですが、協会の方でも使いやすい様に準備してくれているので、少しずつ慣れていけたらと思いました。

 

今日私が絵本の読み聞かせで選んだのは、STEP INTO READINGのSTEP1"Time for School, Little Dinosaur" です。

この絵本は、学校の入学を控えた主人公のLittle Dinosaurがこれから始まる新しい生活への準備を進めている様子を紹介しています。日本では4月が新年度ですが、欧米では秋の9月頃から新学期が始まります。そんな文化の違い、季節の移り変わりが絵の中でさりげなく表現されている部分も楽しめる1冊です。

恐竜の英語絵本は図鑑のようなものも多く、小さいお子さんにとっては聞きにくく、読み手のお母さん達も発音や専門用語が出てくるので難しいと感じる本も多いと思います。この絵本は、恐竜の詳しい説明などはないのですが、内容はとてもやさしいので恐竜好きのお子さんをお持ちのお母さんが最初に読み始める1冊としてもお勧めですし、一人読みを始めるようになった時期にも活用できる1冊です。

ちなみに、このSTEP INTO READINGはリーダーと呼ばれる英語圏に住むお子さん向けのレベル別の読み物の一つです。リーダーの代表にはイギリスの小学校でも多く採用されているORTアメリカで出版されているCTPなど色々な種類があります。

我が家も3月のORTの在庫セールでLevel4の6冊セットを20%OFFで初めて購入し、私の予想以上に息子が気に入ってくれたので、また追加購入したいと考えています。

このORTはストーリーとして楽しめるものなのでおすすめですが、セット販売で特定のサイトから購入するので、英語絵本を読み始めたばかりの親御さんにとっては気軽に購入しにくいと思います。

このSTEP INTO READINGは、Amazonなどのサイトで1冊から700〜1000円前後で手に入り、Eric CarlさんやLeo Lionniさんなどの有名作家さんの絵本も取り扱いがあること、子どもが好きなDisneyやトーマスなどのキャラクターものも充実しているなどの特徴があります。そして、Levelが表記されているので買ってみたけど難しくて読めなかった、簡単すぎてつまらなかったという失敗も避けることができます。

お子さんが小さい間は、キャラクターに関わらず表現の豊かな色々な絵本を読んであげることをお勧めしますが、お子さんが大きくなってくるとキャラクター物の方に興味を示す時期もあると思います。私も息子が3〜4歳頃は日本語のキャラクター紹介の絵本ばかり読んでほしいと言われる時期があり、英語の絵本や心に残る日本語のおはなしから遠ざかってしまうことに不安を感じていました。5歳になった今もキャラクターの絵本はたまに見ますが、段々と自分の興味が薄れていくようで、一時的なものなんだと今は感じることができるようになりました。
お子さんの興味やレベルに合わせてお手頃に絵本を買ってみたいなと感じた時に参考にしていただけると嬉しいです。

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